重傷と重症の違い

横浜市青葉区の訪問専門 工藤はり灸治療院 工藤真です。

患者様からいただいたご質問についてお答えします。

今回は【 重傷と重症の違いは? 】をお伝えします。

じゅうしょう?ジュウショウ?読み方同じでは?・・・とお困りな患者様からのご質問にお答え致します。

【 重傷 】

命に別状は無いが、後で障害が残る可能性があるものを含む程度のケガ。

全治一か月以上。

報道では骨折なども含む表現が多いようです。

重傷の表現は警察庁の定義が元になっています。

【 重症 】

病気や症状が重たい状態です。

生命の危険の可能性があるもの。

傷ではなく主に内科疾患の程度を表す言葉です。

消防庁の定義では3週間以上の入院が必要な状態。

【 軽症 】

消防の定義では入院の必要がない状態。

【 中等症 】

全治3週間未満で入院が必要な状態。

【 重篤 】(じゅうとく)

重症よりも症状が重く命を失う可能性がある状態

緊急搬送の定義では

  • 心、呼吸の停止または停止の恐れがあるもの
  • 心肺蘇生をおこなったもの

【 危篤 】(きとく)

重篤よりもさらに緊急性が高い状態。

すでに意識がない状態とされ、数日中の死が迫っている。

傷や症状の差ではなく、警察や消防の定義により判断されるようです。

[軽] 軽症⇒中等症⇒重症・重傷⇒重篤⇒危篤 [重]

少しはお役に立てたでしょうか?

次回は【 心肺停止 】と【 死亡 】の違いなどをお伝え致します。

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