重体と重症の違いは?

横浜市青葉区の訪問専門 工藤はり灸治療院 工藤真です。

先日の訪問で患者様からご質問をいただきました。

今回は【 重体と重傷の違いは? 】をお伝えします。

毎日、事故や災害など様々なニュースが報道されていますね。

患者様から報道の中でよく聞くけど重体や重傷の違いがわからない。

とのご質問がありました。

【 重傷 】

命に別状は無いが、後で障害が残る可能性があるものを含む程度のケガ。

全治一か月以上。

報道では骨折なども含む表現が多いようです。

【 重体 】

命に関わるほどの重い病気やケガなどの事

重体は生命の危機にあるので「全治○ヶ月」等の表現は使いません。

【 軽傷 】

全治一か月未満のケガの事

実は中傷という表現もありますが重傷と軽傷の間なのでほとんど使いません。

一説には誹謗中傷のような、良くない使い方があるため報道には使わないとの話もあります。

事故などで警察が対応するとケガは見るが、病気を見るわけではないので重傷。

ニュースでは警察発表に基づいて報道されるため重傷の表現で使われます。

重傷の表現は警察庁の定義が元になっています。

ちなみに負傷とは重傷と軽傷の合計を表します。

例:負傷者数15名( 重傷者8名+軽傷者7名 )など。

また死傷者とは死者と負傷者の合計になります。

例:死傷者4名( 死者1名+負傷者3名 )など

次回は重傷と重症の違いなどについてお伝え致します。

関連記事

  1. 脳死と植物状態の違い

  2. 重傷と重症の違い

  3. 心肺停止と死亡の違いは?

PAGE TOP