横浜市青葉区の訪問専門 工藤はり灸治療院 工藤真です。
先日は不眠のYNSAの症例をお伝えしましたが今回は睡眠と睡眠障害についてお伝えします。
皆様、睡眠時間は取れていますか?なかなか難しい方もおられると思いますが、今回まず眠りの質からお伝えします。
睡眠時間が短くても熟睡できれば平気な人、8時間は寝ないと寝た気がしない人、色々おりますが実は
眠りは質が大事
眠りの質はノンレム睡眠の質で決まると言われています。
眠りにはレム睡眠とノンレム睡眠の二つがあります。
簡単に特徴をいいますと
【 レム睡眠 】
・浅い眠りで体は深く眠っているが、脳は活発に動いている状態
・脳は動いているので、この時はスッキリと目が覚める事が可能
・トイレが近いと起きたくなる
・体の疲労回復
・よく夢を見る
・目玉はキョロキョロと動く
・血圧は変動、心拍も不規則
【 ノンレム睡眠 】
・深い眠りで脳も身体も休んでいる状態
・体温も下がり脳も冷やして休めている状態
・脳も休んでいるので目覚めが悪い
・体の一部は働いている(修復や成長、ホルモン分泌や免疫強化など)
・夢はあまり見ない
・目玉は動かない
・血圧は下がり、心拍も減る
眠りの質は脳が十分に休めたかがポイントです。
レム睡眠では脳は働いていますのでうまく休むことはできません。
ノンレム睡眠では脳もゆっくり休む事ができます。
寝始め3時間と言われるノンレム睡眠を上手に取れるよう睡眠前に入浴や運動で体温を上げておくと良いでしょう。体温が下降していくと寝るのに適した状況が生まれスムーズに入眠できます。
また日中の疲労も影響してきます。しっかりと身体を動かしていれば疲労物質も増え、それを解消しようと自然に睡眠に必要な状態が作られます。
ただし、運動などは寝る2時間前には終わらせて下さい。不眠の原因になりますよ。
次回は不眠に関わる内容などをお伝え致します。