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YNSA あたまの鍼
YNSA(山元式新頭針療法)
YNSA(山元式新頭針療法)とは?
YNSA(Yamamoto New Scalp Acupuncture)
山元式新頭針療法の略称です。
宮崎県の山元敏勝医師により生み出されたYNSAはこれまでの東洋医学的、西洋医学的な鍼治療法とは異なる頭部治療ポイントを用いた治療法です。
山元医師の長年の研鑽と経験により考案されたYNSAは現在も進化を続けており、日々新しい治療ポイントの発見や修正が行われています。
日本では近年少しずつ知名度が高まっていますが、世界では多くの医師が治療に取り入れ効果を上げています。ブラジルでは山元医師の名前を冠した病院がブラジル国費で建設され保険の適応にもなっております。また、オーストラリアやイタリア等には医学部のカリキュラムにYNSAを組み込んでいる大学があります。特にヨーロッパを中心に治療に用いる医師が増えており、ドイツでは整形外科での取り組みが進んでおります。世界中に効果と技術が広がっており各国から山元医師のもとを訪れる医師が絶えません(テレビ東京 YOUは何しに日本へ でも紹介されました)
現在、はり師を中心に医師・歯科医師・獣医師により着々と浸透しています。
日本でも今後の普及が期待されています。
~施術はシンプル~
1左右手の平の色を見ます。
2左右の合谷(ごうこく)というツボを押さえて反応をみます。
3首や肘の周囲にあるYNSA独自の診断点をチェックします。
4診断点の反応をもとに頭部にある治療点に鍼をしていきます。
そして2~4を繰り返し、症状を確認しながら施術していきます。
基本的にはこれだけです。症状や病態によっては腹部の診断点も用いたりします。
YNSAでは治療ポイントの多くが頭部にあります。
患者様の手・首・腕・腹などをYNSA独自の診断法を用いて、どのポイントに鍼をするかを決定していきます。この時、基本姿勢として座って施術します。衣服も脱ぐ必要がありません。
姿勢を変える事が痛みで辛い方や妊娠中の方の負担が少ないのです。
頭部治療ポイントに鍼をするたびに症状や反応が変化するかを確認します。
この確認動作が他の鍼治療ではなかなかできません。痛みや痺れなど、その場で確認してもらい患者の意見を参考にでき、新たに治療ポイントを選択していきます。その後2~30分ほど鍼を刺したままにして治療効果を高めていきます。
また、動作に問題がある方には鍼を刺したまま運動していただく事ができ、より質の高いリハビリ効果を提供できます。
YNSAは今までの治療では納得できない方にも、効果を提供する事ができる新たな可能性を秘めています。